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お先に

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気づけば、現在妊娠19週と4日ほど。もうすぐ、6ヶ月とは。二人目の子はあっという間に、小学校に入ってそうだ。いやいや、そんにゃあまくはないだろう。

一人目の子育てに多々の理由から、心を患うくらい手こずり、二人目なんぞありえない!という思いでいたが、青さんが幼稚園に入り、4歳になった頃から、心にも余裕がでてきたようだ。

といっても、以上に腹が立って、青さんが強く叱りつけてしまうことは、ほぼ毎日。昨晩なんて、叱り過ぎの自分をはたから眺めている夢をみた。だから、今日は割と気をつけて叱れたと思う。と書いていると、日々叱るようなことがあるのは当たり前なのか。間もなく5歳になる子だったら、そうなのであろう。でも叱ると怒るは違うのだろうね。こんな時は、こうじえん、広辞苑、、、

ほうほう、「声をあらだてて相手の欠点をとがめる」また『しかり』という昔の言葉は「江戸時代の庶民に科した最も軽い刑」だとさ。刑かい。。。声をあらだてたくもないし=心から怒っているだから、じゃあ私は日々叱りたいわけでもないし、叱るときに叱るべきでもないなぁ。『怒る』も「いかる、腹を立てる、叱る」だって。
じゃあ『とがめる』は「気にかける、取り立てて気にする。取り立てて言う。取り立てて問いただす。責める。非難する」
おぉ。
じゃあ、叱るより、上手にとがめればいいかも。
子供がやってる、よくないことなどを、気にしなかったら、楽だけど、子のためにもならんし、そもそも気にならない事ないから言ってしまうのだ。でもまあ、上手にとがめたいと思っていても、いざ、その場面になったら、できない事の方がこれからも多いだろう。だから、そうしてしまった時の後の、自分の子に対する態度でそれを補おうと、そのくらいの気持ちでいこう。

いつも、夕飯を作って出している途中で、青さんは1人で食べだそうとする。まあ朝ご飯は、時間がないからそうしているし、お腹がすいてるし、仕方がないといったらそうだが、そこでみんなが揃うまで待つ、という所作は、美しいと思う。そして、更に手伝ってくれたらすばらしい。しかし今日、おぼんを使わず、何往復もして、夕飯を運ぶ私に対して、青さんは突然、正座をして、床に両手を付き

「おさきに(京都風)」

と言い放った。。。
おーう、ノックアウト!
その手があったのか。そうか、それも美しい。
なので、今日は何も文句を言わずに、

「どうぞ、召し上がれ」

と返すしかなかった。
それも、これも、青さんは月一で私が習っているお茶会に、初めて参加した。お茶会でもめったに見れない、炭をおこすところ、お香を入れるところも見て、そして濃い茶という、いわゆるお抹茶の3倍濃い、エスプレッソ的なお茶をお茶会の参加者と共に椀をシェアする。青さんも苦い顔をしながら、しっかり3口のんでいた。しかし薄茶は、やっぱおいしいようで、一気飲み。お茶の道具を拝見するときや、お菓子をいただくときなど、常に隣の人へ「お先に」という。そして、今日は外国人の人もいて、最後の方には「オサキニ」と言い慣れた感じで言って、皆の笑いをとっていた。たぶん青さんは、そこで確実に「お先に」をインプットされたのだろう。
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お茶会に4歳児を連れて行くなんて、とっても英才教育だね。と旦那に電話で言われた。それは、君が東京に半年単身赴任で家にいないから、やむをえず起った出来事なのよ。

ということで、出産予定日は七夕。6月から東京に里帰るので、関東のみなさま、遊んで下さいな。たぶん遊べるのは6月中がメインですが。

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隠れているオオカミがぶりくん。顔を見せながら隠れると、自分で演出したそう。2度ほど隠れたが、毎回必ず、同じ凹みに顔をはめこんでいた。


by saeinu | 2016-02-15 02:30 | 母子

せわしなく過ぎていく日々のささいな記録


by saeinu